$ 0 0 春の足音が近づくにつれて、その年の豊かな実りを祈る祭礼が全国各地でとりおこなわれます。「御田植祭」や「おんだ祭」と呼ばれる祭礼です。しかし、同じ御田植祭でも、奈良県河合町の廣瀬大社の御田植祭は一風変わっており、関係者のみならず参拝者もお互いに砂をかけあってその年の豊作を祈るのです。今回は奈良県屈指の奇祭とされる廣瀬大社の「砂かけ祭」をご紹介しましょう。